敷地面積と法規制

家を建てる際は、土地の建ぺい率・容積率によって建てられる家の大きさが決まってきます。

こちらでは建ぺい率と容積率についてご紹介します。

「建ぺい率」は、敷地に対する家の面積割合です

家を建てる際は、都市計画で地域ごとに定められた「建ぺい率」「容積率」を守って、建築士が作成した設計プランが、建築基準法に定められた審査に合格しなければいけません。

建ぺい率は、敷地面積に対する建築面積(建物の1階部分の面積)の割合です。

容積率は、敷地の面積に対する建物の延べ面積(各階の床面積の合計)です。

建物の密度を規制して、周辺の建築物とのバランスを維持させるため、 土地に一定のすき間を設けて、隣接している敷地の採光や風通りを確保、火災が起きたときに延焼を広げないことを目的としています。

関連する規制として、外壁の後退距離の限度があり、建物の配置に影響します。

建物の敷地の測量図が必要です

建物の敷地の範囲・面積を曖昧にすると、違法建築物となり、周辺環境や隣の住民に対して迷惑を掛け、トラブルに発展する可能性があります。

法務局に測量図の備付けがなかったり、現況と大きく異なる場合は、建築士からも「現況測量」を勧められると思います。

「現況測量」は、隣地所有者との境界立会は省略して、境界標やブロック塀などの境界と推認できるポイントを測量することで、敷地形状と面積を求めます。境界の確定を伴わないため、費用を安く抑えられ、作業も短期間で終了します。

家を建てる際は、土地家屋調査士に依頼して土地の敷地面積を調べましょう。

土地や建物の登記・測量に関することなら、当事務所にお任せください。神奈川県平塚市にある当事務所では、登記や測量に関する様々な業務を行っています。土地測量に関する業務は、平塚市・茅ヶ崎市・藤沢市など、神奈川・湘南エリアを主な対象としておりますので、お気軽にご相談ください。


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